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他の項目では説明しきれなかった問題について説明しています。

褒めるは叱るの100倍に

犬は褒めて育てましょう。
但し、これは叱ってはいけないということではありません。この辺、よく誤解されているので要注意。
「褒める」を「叱る」の100倍にするためには・・・。

第1ステップ叱った後には、必ず褒める。これです。
犬がやってはいけないことをして叱った場合、その直後に必ずフォローをいれます。
まず、犬に「スワレ」とか「フセ」とか、ま、何でもいいんです、それをさせておいてから、褒める。やや大げさめに褒めた方がいいでしょう。
これで、あとくされがなくなり、同時に「褒める」「叱る」のメリハリが出ます。
こうしておけば、少なくとも叱る機会が褒める回数より増えることはありえなくなりますね。

第2ステップ何もしていない時に褒める
よく言われていることですが、「なにもしていない」ように見える時、例えばソファの下でボンヤリしているような場合、実は「おとなしくしている」わけです。犬が吠えたり騒いだりした時には怒ったり、叱ったりしながら、おとなしくしている時には何もしないというケースは意外に多いものです。

但し、犬がおとなしくしている時に褒める場合、あまり「キャ~、いい子ねえ~!」等と大げさに褒めると犬が興奮してしまうことがあるので、あまり大げさにではなく、優しく褒めましょう。
これをすることによって、「褒める」機会が大幅に増えます。
その他、「スワレ」と言ったら座った時、散歩で「ツケ」と言ったら横について歩いた場合など、機会を捉えて褒めるようにすれば、さらに褒める回数は増えていきます。

第3ステップ「叱る」というより「たしなめる」
初めのうちは、強い語調で叱る必要はあると思います。但し、どの程度の強さにするかは、犬の性格によって変わってきますが。
ポイントは、語調の強さよりも、いかに毅然とした態度で叱るか、という点にあります。
そして徐々に「たしなめる」方向へ持っていくのです。「ダメッ!」から「ダメ!」次いで「ダメよ」、「あかんでっ!」から「あかんやろ~」へと。
こうなると、もはや「叱っている」のではなく「たしなめている」だけですから「褒める」は「叱る」の100倍どころか、無限大になっているわけですね。


ドッグ・ウィスパラーになろう

わが連子窓の師匠である東大農学部の林良博博士は「ドッグ・ウィスパラーになる」ことを提唱しています。ウィスパーとは、囁くという意味です。
要するに犬に何か号令を出す時や話しかける時に、大声を出すのではなく、囁くようにしようということです。

飼い主がいつもワアワア大声を出していると、犬は大きな声にしか反応しなくなります。また、逆に「また飼い主がワアワア言うとるわ」てな感じで逆効果になる場合さえあるのです
逆にいつも小さな声で囁くようにしていると、犬は飼い主の声を聞き逃さないように注意を払うようになります。
つまり、犬の飼い主に対する集中度が違ってきます。

さらに、叱った時のインパクトが変わってきます。
いつもワアワア大声を出していると、犬は大声で叱られても「また、いつものことやん」程度にしか受け取りません。ま、気にしないことはなくてもインパクトは小さい。
だから、何度も大声をあげなければならなくなります。

ところが、いつもは囁いている飼い主に大声で叱責されると、犬はビックリするし「叱られた」ことがハッキリ分かる。インパクトが違う。効果が高い。
従って何度も叱りつける必要もない。

それに動物病院やドッグ・カフェに行った時、大声でワアワア言っているよりは、囁いているほうがかっこいいでしょ? 
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