食事の量と回数、タイミング

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食事の量

食事の量に関しては、うちでは犬が食べたいだけ食べさせています。
「え? そんなんしたら、太るんちゃう!」と思われる方もいらっしゃると思いますが、実はそれには前提条件があります。

仔犬の時に、食べたいだけ食べさせることです。
フードのパッケージに書かれた量は無視して構いません。
「やってみたら、お腹ポンポンになってタヌキみたいやけど・・・」。大丈夫です。
ただ、それで下痢をしたり、繰り返し吐き戻したりした場合には考え直しましょう。(私自身はそういう経験をしたことはありませんが)。

一般に仔犬の時に、食べたいだけ食べさせてもらえなかった犬は、一生涯に渡ってガツガツたべる、という報告があります。

逆に、仔犬の時に充分に食べさせておくと、ガツガツしなくなります。

そうしておいて、残すようであれば引き揚げますし、もう少し食べたそうにしていればお代わりをあげます。

パッケージに書いてある量にはこだわりません。
が、平均すると、結果としてパッケージに書いてある量にほぼ合致する量になっています。自然と。

食事の回数

1日1度でいいという人もいます。
実際、それで問題はないのかもしれません。

ただ、うちでは1日2回にしています。
特に根拠があるわけではありません。
1日2回くらいは食べたかろう、と思うのがひとつ。
もうひとつ、胸の深い犬は食後の運動で腸ねん転を引き起こしやすいという報告があります。食後すぐに運動などはさせませんが、1度に大量に食べさせるのは、ちょっと心配だ、という程度の話です。

食事時間とタイミング

食事の回数に関してはいい加減な私ですが、タイミングには気を付けた方がいいという考えです。

「毎日決まった時間に決まった量をやれ」という人もいますが、量については先ほども書いたとおり、犬に任せます。犬だって、食欲のある日とない日はあるでしょうし。

「決まった時間に」というやり方には、ハッキリと反対します。
【2つの基本】にも書いた通り、犬は習慣性の動物です。
ある習慣をつけると、その習慣に犬はこだわります。
「決まった時間に食事」という習慣をつけると、その時間になったら食べたがります。その習慣通りに事態が推移しないと、ストレスを感じてしまうのです。

ですから、私は毎日違う時間に食事を与えますし、私のクライアントの方にもその方法をお薦めしています。
特に私のように、毎日起床時間が違う人間にとっては必要なことでもあります。

「いや、うちは毎日規則正しい生活をしているから大丈夫」という方でも、突発事態というのは必ず起きるものです。むしろ、そういう方々にこそ、時間帯ずらし食事法はお薦めしたいと思います。

タイミングの問題もあります。時間はずらしても、起床後すぐに与えるとか、人の食事の直後に与えるとか、そういうふうにタイミングを決めておかないことです。
理由は同じです。そのタイミングに食事ができないと、犬にとってはストレスになるからです。

次は私のクライアントが経験したちょっと笑えない笑い話(笑)を紹介しましょう。

その方は、ドッグ・トレーニングの本を読んで「犬の食事は人の後」と書かれてあることを鵜呑みにして、愛犬に食事を与えていました。
すると、その子は人が食事をし始めるとそわそわしはじめ「早く食べたい、早く自分も食べたい!」という顔をする。
飼い主はそれが気になって気になって、早々に自分の食事を切り上げ、ワンちゃんに食事を与えていたのです。

これも、そんな習慣をつけなければ、慌てて自分の食事を切り上げることもない。
また、先に犬に食事を与えてから、自分が食べてもいいんです。「人が優先」ということは、「人の食事を先にする」ことではありません。「人の都合を優先させる」ということなのです。
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