2つの基本 愛と信頼

愛とは

愛とは理解すること。対象を理解すること=愛犬を理解することです。理解なしには愛はありえないと言い換えてもいいでしょう。
1、犬という生き物全体に対する理解と、
2、あなたの愛犬に対する理解、の2通りがあります。
 
1、犬という生き物に対する理解
①犬は群れる動物であり、社会的序列(ヒエラルキー・位階制)を形成します。
こうした考えに反対する意見もありますが、それについては「犬と狼の違い」の項をご覧ください。

②犬は習慣性の動物です。
したがって、良い習慣をつけ、悪い習慣をつけさせないことが大事です。このことに関しては、各項目で折に触れ、具体的に説明しております。

③犬は論理的な生き物です。
「そうかなあ? スワレ云うても坐らんし、吠えんな云うても吠えよんで・・・」というご意見もあろうかと思いますので、これについても別項を設けております。 ⇒「犬の論理」

すぐには信じられないかもしれませんが、この3つが理解できていれば、犬の問題行動のほとんどが解決可能なのです。 

2、個性の理解 
犬という生き物全般に対する理解をふまえた上で、ご自身の愛犬の性質・性格の個別的側面を理解することが重要です。

繰り返します。愛とは対象に対する理解です!

信頼とは

信頼とは、信じて、見守ることです。
1、信じる
よく「うちの犬はアホやさかい・・・」と云う人がおりますが、アホな犬や バカな犬はいません。繰り返します、アホな犬はいません!
私のクライアントの多くが、私の話を聞くうちに「バカなのは、犬じゃありませんでした・・・」「アホなんは、犬ちゃうかってんなあ・・・」という感想をもらします。
愛犬を信じることです。信じることで無限の可能性が開かれていくのです。犬の限界を作っているのは飼い主自身なのですから。 

2、見守る
放任する・放っておく、ということではありません。状況を見ながら適切なタイミングで、適切に手を差しのべることです。
そうすると、「見守る」ことは同時に「観察する」ことでもあるわけです。この「観察」が更なる理解を生むことになります。理解が深まれば、自ずと愛も深まります。
つまり、「愛」と「信頼」とは不可分の関係にあることが、お分かりいただけたでしょうか。 

再び、愛と信頼とは

愛と信頼とはわかち難い関係にあると申し上げました。
まず、対象を理解する態度が必要。理解しようと思えば、対象を信じて見守る心が必要。そして、信じて見守ること=観察することによって対象への理解・愛が深まるということです。
一見抽象的概念に過ぎないと思われる「愛と信頼」は、このように信じて見守る過程を通して、抽象的概念から解き放たれ、対象に対する実践的態度となるのである、なあ~んちゃって、つい硬い表現をしてしまいましたが・・・(;^ω^)。
つまり、愛と信頼とは単なるコトバの問題でも単なる心構えでもなくて、実行行為に結び付いているということです。

この実践的態度とは、愛犬に対する態度の中に、しつけの基本がある、ということでもあります。あなたと愛犬との関係の中に、しつけがあると言い換えてもいいでしょう。

「人と犬との関係の中にしつけがある」ということをもう少し説明させてください。
コンピュータであれば、他人が作ったソフトであっても自分のパソコンで十分に使いこなすことができます。ところが、犬はコンピュータではないので、しつけというソフトを他人に作ってもらうことは本来できません。
ですから、「せっかく訓練所に入れて訓練してもらったのに、家に帰ったら1週間で元に戻ってしまった」等というようなことが往々にして起こりうるのです。
自分の愛犬のしつけは自分ですることをお勧めする所以です。
飼い主と犬との関係、飼い主の犬に対する態度こそが重要なのです。
では、具体的にはどうしたらいいのか?
そのためのお手伝いをするのが、お散歩道です。
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