3つ目の技法の詳しい説明

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「決めて実行」について、もう少し

1、決めたら決めた通りになる。イメージすればイメージ通りの犬になる。決めたもん勝ち。
ところで、決めるのは「頭の中で」、実行は「実際に体を動かす」ので、頭の中で決める方が簡単そうに思えて、実はそうではない、ということは前項でもお話ししました。

2、「決めて実行」というのは、技法、すなわちテクニックであって単なる心構えではありません。「思ったことは何でも実現するんじゃ~!」では、精神論になってしまいます…(;´・ω・)。
現実的な根拠があって言っていることなのです。端的に言うと、決めたことはできる、できることは実現します。なぜなら、人は実現不可能なことは心に思い浮かべないからです。 
少しづつ説明してゆきます。

3、現役時代の長嶋茂雄に、ある人がこう聞いたそうです。「どうやってホームランを打つんですか?」。対して長嶋は「いわゆるひとつのピュ~っときたボールをカキーンと打つんですねえ」と答えたということです。
これを聞いてホームランバッターになれる人は、ほとんどいないんじゃないでしょうか。 長嶋さんには具体的なイメージがあるから打てるんです。

では、どうやって具体的なイメージを持ち、それをどうやって実現するのかということが問題になってきます。

4、野球の例で話を続けましょう。
例えば、「時速160キロのボールを打つ!」と決められますか? 「よし、打ってやる!」と即決できる人は打ってしまうでしょう。多くの人は無理だと思うのではないでしょうか、少なくとも私には無理です。 
それでは、時速120キロならどうでしょう? 100キロなら、80キロなら、あるいはトスされたボールなら?「それなら、何とかできそうだ」と思いませんか。
とにかく「そのくらいなら、できそうだ」という、「できるイメージを持つ」ことです。

5、「ゾウを食べるには、どうしたらいいのか?」という設問に、あなたはどう答えますか?
「そりゃ無理だ」と思う人も多いかと思いますが、それに対する解答は「ゾウを食べるには・・・一口ずつ」なんだそうです。

要は、無理をせず、あきらめない心を持ち、前向きな態度、堅実な方法を模索することです。

6、実現の力は前向きで肯定的な態度です。
例えばここに、腕立て伏せが10回くらいできる人がいたとします。
その人が「何だ。10回しかできないのか。100回できなければだめだ!」と言われたとします。それでは、人は(実は犬も)自分自身を肯定できません。
ところが「10回もできるんだ。凄いね!」と褒められたとしたら、その人は自分自身を肯定することができます。
この場合、自分自身を肯定する実践的な行動とは、毎日10回の腕立て伏せを繰り返すことです。半年もすれば、100回くらいはできるようになっているでしょう。
躍動する命を肯定することです。

7、「とても無理」と思われることでも、前向きな態度で、段階を踏んでいけば実現できることがお分かりいただけたことと思います。
ところで、お散歩道の実行行為は、 実は技術的には簡単で誰でもできることが多いのです。

例1:「ドッグカフェで、飼い犬が卓上の食べ物に飛びついて食べてしまうんです・・・」
答:リードを短く踏んで、犬が飛びあがれないようにしましょう。だんだんと飛びつかなくなります。

例2:「多頭飼いをしていますが、1頭が 自分のフードを食べ終えると他の子のフードを奪って食べてしまいます・・・」
答:それぞれのケージの中でフードを食べさせるようにしましょう。扉を閉めて。

などです。簡単でしょう?
場合によっては、「散歩に行かない」「フードをやらない」などというケースもあります。何もしないのだから、これほど簡単なことはない。ないのですが、案外、これ飼い主が決断するのが難しかったりするのですね。
決める方が難しい、逆に決めてしまえば、ものごとトントン進むのです。

まず決めて、しっかりとしたイメージを持って、着実に実行
することです。

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